ボール紙とは?種類や特徴も解説

ボール紙とは?種類や特徴も解説

梱包や工作、写真など、様々なシーンで活躍しているボール紙の特徴や種類について詳しく解説しています。

ボール紙とは?

ボール紙とは、パルプを原料として厚くすいた紙(板紙)の名称です。強度と軽さを兼ね備えた素材で、紙箱や本の表紙にも使われています。

ボール紙の種類

ボール紙にもいくつか種類があります。

ボール紙の種類

チップボール紙

チップボール紙

まず、一番人気の両面グレーの板紙を「チップボール」と言います。安価でお買い求めやすい商品です。
新聞や雑誌などの古紙を原料に抄造(しょうぞう)【※紙の原料をすいて紙を製造すること】された板紙です。

黄ボール紙

黄ボール紙

黄色い板紙は「黄板紙」や「黄ボール」と言います。麦や稲ワラを原料としていて黄土色であるためにそう呼ばれています。しかし、現在では染料を使って着色しています。
硬度があるため型紙や模型に適しています。

白い板紙を「白板紙」と言います。
白板紙には「白ボール」と「マニラボール」の二種類があります。

表面が白く裏面がグレーの板紙を「白ボール」と言い、台紙の中でも定番の商品です。
表面にコーティング剤が塗られていない白ボール紙を「ノーコートボール紙」、コーティング剤が塗られている白ツヤボール紙を「コートボール紙」と呼ぶこともあります。

両面白ボール紙

両面白ボール紙

裏表両方が白い両面白ボールは「マニラボール」や「高級白板紙」と呼ばれています。裏側も美しく見せることができるので、高級感がでます。

「白板紙」や「チップボール」に色を付けた板紙を「色板紙」と言います。

他にもこんなボール紙を販売しています。

ボール紙の特徴

ボール紙は通常の紙よりも厚く、強度があるため、梱包や工作などに適しています。
再生原料を使ったものが多いので環境負荷も低く済みます。

ボール紙はその特性から幅広い用途で利用されています。代表的な用途は梱包時の補強や本の表紙ですが、クラフトアートや工作用にも人気があります。
ぜひ用途に合わせてボール紙を選んでください。